とき:令和5年11月11日
ところ:志摩市阿児アリーナ
志摩市阿児アリーナで、第64回 三重県スポーツ推進委員研究大会に参加してきましたので報告します。
三重県内各市町のスポーツ推進委員と帯同の行政職員合わせて190名の参加でした。津市スポーツ推進員は、26名の参加で、参加者全員が当日久居体育館に集合してバス2台で阿児アリーナに向かいました。
開会式から表彰式を経て、&K運動教室代表隈元康太氏が、「なぜ、私たちにとって運動が良いのか?」をテーマに講演されました。日常生活を快適に過ごすには、土台作りが大切であり、普段の正しい姿勢が重要である。運動することで記憶力、集中力、学習能力、実行機能、創造性、発想力など、ほとんどの機能がアップすることが多くの研究で示されている。また、筋肉や骨も鍛えられ、幸福物質とよばれる「ドーパミン」や「セロトニン」など、様々なホルモンが分泌されるとのことでした。その結果、「健康な身体と幸福感に満たされた心を持つことができる」ということでした。
昼食を挟み、午後から隈元氏による実技指導でした。
「リズムに合わせて運動」の前に、今の体幹を測る目的でフロアのライン(バドミントンやバレーのコートライン)の左側に立って10秒間で左右に何回飛び越せるかを測定しました。その後、体幹強化として、両手を合わせて真っ直ぐ真上に伸ばし、右足裏を左足の膝付近に引っ付けて20秒、その逆を20秒。股関節付近を手で押さえしゃがみ込んで、ジャンプを2回行い、再びライン飛び越え10秒を行いました。すると、不思議なことに身体が安定して左右飛び越しが出来るようになり、筆者の場合、初回が27回だったのに、体幹を整えた後では、30回飛ぶことが出来ました。
4ビート、8ビート、16ビートのリズムを聴かせていただいた後、リズムに合わせて、1(両手を頭にのせる)・2(両手を肩にのせる)・3(両手をクロスさせ胸にあてる)・4(両手を肩にのせる、2と同じ)を、3回繰り返す運動を行い、2回目に、両手は1・2・3・4を行いながら、両足を1(閉じる)・2(開く)・3(閉じる)・4(開く)と両手両足を使う運動を行いました。すると、手足がばらつき出す方が数名出てきていました。3回目に裏拍として、3では動作せずに、3.5で動かす1・2・3.5・4の動きで最初は戸惑いながらも脳内で動作リズムが整ってくると、出来るようになって、不思議な感覚を持ちました。
4回目では、片足立ち10秒、逆側片足立ち10秒を行ってから、次に目を閉じて片足立ちを行いました。目を閉じると、途端に数秒で立ち続けれず上げた足が着いてしまう状態。講師の説明によると、視覚情報を脳が処理することで立ち続けられているそうです。
5回目には、正面に伸びた5mほどのラインに5名から8名で列を作り、リズムに合わせて順番にステップしながらラインを通過する運動を行いました。ラインを歩き切ると右回りで列の後ろに戻る。待っている間はリズムに合わせて拍手する運動です。スポーツ推進員とはいえ、高齢化が進んでおり、足がもつれる方も見えました。
このようにリズムに合わせて、発声しながら運動すると、気分転換になり、また心地良い疲労感も得られることで、スッキリとした気持ちになったことが新たな発見でした。
furuichi
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