とき:令和5年8月5日(土) 13:20~15:40
ところ:津市産業・スポーツセンター(サオリーナ)サブアリーナ
三重県スポーツ推進委員協議会 第1事業部会(女性部会)の主催で、ACP(アクティブチャイルドプログラム)研修を行いましたので、その様子を報告します。
※ACPとは、子供たちが楽しみながら積極的にからだを動かせるよう日本スポーツ協会が考案した運動プログラムのこと。「JSPO-ACP」で検索。
当日は、三重県内各地区のスポーツ推進委員が190名、事務局として、26名、総勢216名が参加しました。
講師は、吉田繁敬さん(公益財団法人日本スポーツ協会 ACP普及・啓発プロジェクト班員)をお招きして、前半の30分はACPとは、を座学で学びました。現在、幼少期における身体活動・運動の量が減ってきている。「絵本」「テレビ」は10年間で2倍。「自転車・三輪車」は20年間で25%減であり、活発にからだを動かす遊びの機会が少なくなりつつある。ルールにこだわり過ぎず、自発的な運動を育むような環境づくりや、仕掛け。子供たちが楽しく興味が持てる活動プログラムを提供する目的で当プログラムを作成した。
実技では、まず、「ジャンケン勝ち残り」。全員立ち上がり、指導者とジャンケンして勝った人だけが残るゲーム、引き分けと負けはしゃがむ。少なくなったら、途中でもすぐ再開。(負けた子供たちを飽きさせないため)
次は、負けた人だけが残るルール。常に参加していることが楽しい。
そして、「進化ジャンケン」を学んだ。「へび・うさぎ・さる・人間」。全員がへびとなって床に寝ころび、へび同士でジャンケン。勝てば、中腰のうさぎになれる。うさぎ同士で勝てば、さるになれる。さる同士で勝てば人間になるゲームを行った。
1回目は、負けても、うさぎは、うさぎのままで実施。2回目は、負けたらへびになるルールで行った。コミュニケーションとる量が大幅に増えた。
新聞紙を使うゲーム、二人ペアとなって、対立した相手が持つ新聞紙を取り上げようとするゲーム
次に、新聞紙を丸くして作ったフリスビーを投げて・キャッチする。
真っすぐ飛ばないため、キャッチもし難いため、簡単で面白い。
「言うこと一緒・やること一緒」全員が歌って、前・後・右・左・右等を繰り返してジャンプして動く。
慣れてきたら、パンチ・キック・回る・ケンケン等を増やす。
「言うこと一緒・やること逆」全員が歌って、前と言ったら、後ろへ、右と言ったら左に動く。
「言うこと一緒・やること一緒」で同時に動く。手をつないでペアとなって同時に動く。
手をつないで、一緒に動く。スキンシップがとれて新しいメンバーが溶け込みやすい。
片方の手で筒を作り、相手側は人差し指を入れて待つ。キャキャキャッチと言われたら指を掴むか、掴まれないかを競うゲーム。キャキャキャキャベツで掴んだり、指を抜いたらダメ。
「ピカピカゴロゴロ」というゲーム。10人程度で円を作って、ボール2個を対面する位置で持つ。
指導者が、ピカピカピカを言っている間は右に回す、、ゴロゴロゴロで左に回す。
ドカンで持っていた人が負け。
最後は、「大根抜き」。先ほどの円の中心側に頭を向けて寝そべり、両端の人と腕組をして円陣を組む。それを外野が今から引っ張り舞うとトントン叩いてから引っ張るゲーム。
押しくらまんじゅうのよう。引っ張る力は、遅筋を使う。速筋と遅筋があるが、幼少期に付けて良いのは遅筋のため、有効である。
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